奄美の夜の動物たち

鈴木直樹フォトギャラリー

われわれサンムーンアドベンチャーズは、2020年3月からほぼ毎月行われてきた鈴木直樹教授による学術研究調査をサポートしています。
固有種でいっぱいの奄美の野生動物たちの生態を鈴木教授自作のロボットカメラがとらえた、その生き生きとした姿をどうぞご覧ください。

雨が上がって雲の間から奄美の森が姿を現わす

奄美の森に立つ大木はどれも威厳がある

奄美大島の森に夕日が沈む

濡れた木の葉の上でじっとしているアマミアカガエル

アマミハナサキガエルは体色の違うものがいて別種に見える時がある

奄美固有種のオットンガエルは巨大である

美しさでは定評のあるアマミイシカワガエル

森の中の浅い水たまりにシリケンイモリがたたずむ

闇の森の中、じっと餌を待ち伏せるハブ

気の荒いことで有名なアカマタが攻撃体制をとる

リュウキュウコノハズクが木の枝からこちらを見ている

アマミヤマシギの親が夜の林床で餌を探している

まだ幼いアマミヤマシギのヒナ

カメラの前にルリカケスが舞い降りてきた

丸い体で元気よく走り回るアマミトゲネズミ

いつも木の上にいるケナガネズミが林床に降りてきた

暗くなるとアマミノクロウサギが姿を現す

草の中でじっと身を潜めるアマミノクロウサギ

森の斜面をアマミノクロウサギが降りてきた

まだ幼いアマミノクロウサギが出てきた

鈴木直樹

1953年生まれ。早稲田大学教授。
専門は医学領域では医用生体工学、医用画像工学。理学領域では生物学、古生物学。
脊椎動物の機能の進化を探るために、アフリカ沖でのシーラカンスの学術調査や永久凍土地帯で発見される冷凍マンモスの発掘、解析などを行ってきた。
これにともない北極圏から熱帯降雨林まで数多くの学術探検の経歴を持つ。
そして現在も、西表島・ヤンバル(沖縄本島北部)・奄美大島で、野生動物たちの行動学的生態調査を鋭意継続中。
米エクスプローラーズ・クラブ正会員。
著書に『北極にマンモスを追う』『奇跡の島 西表島の動物たち』『森の奥の巨神たち ロボットカメラがとらえたアジアゾウの生態』など。

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